昨年10月から老衰と何らかの病気で具合の悪かったミケがとうとう姿を消しました。
呼吸が苦しかったミケ。どこへ行ったのだろう。
ネコという動物は自分の死期を悟ると自ら姿を消す習性があります。
一昨日、それまでずっと私の寝床の横で横たわっていましたが、珍しく窓の下に来て
「外に出たいです」
というので窓を開けてベランダに出してやった途端、
二階のベランダから屋根に降り、そして塀に降りて地上に着地、
走っていきました。
私はその時、もう帰って来ないだろうと感じました。
でも、万が一、帰ってくるかもしれない
だから夜中もずっと窓を10センチくらい開けたままにしておこう
しかし、三日目の今日になっても帰って来ません。
どこか誰の目にもつかない泥土の上で息を引き取ったと思います。
ずっと呼吸が苦しかったミケ
通院もした
無理やり薬も毎日飲ませた
でも効果はなかった
そんな日々を送っていたミケ
嫁のJ子も大のネコ好きなのでネコの習性を良く知っています。
今日は二人で「ミケ。もう帰らないでしょうね」と話しました。
20年間、可愛がらせてもらって本当にありがとう、ミケ。
小さな体のミケが居るだけで私にはとても楽しい日々でした。
ミケも私の愛情をよく分かっていました。
どこで土になるんだろう。ミケは今、楽になったのよね?
もう一度だけ、ミケに触りたい。
楽になったと分かっていてもやっぱり悲しい。
でも、これでいいのだと私は自分に言っている。
ミケの息子のタマは甘えん坊で私に撫でられながら息を引き取った。
ミケは気の強い性格でタマにも厳しかったです。
そんなミケだからでしょうね、人の目に触れずに旅立ちたかったんだろうな。
ネコの気持ち、人間には計り知れないところがあるから・・仕方ない。
20年近く、思い切り可愛がってきたミケと
お別れ・・
バイバ〜イ ミケ
・・・なあんて、ひょっこり帰ってくるかな。

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