ミュージカル
MOZART
に行って参りました。
今回はマタマタ安部ちゃん

が出演。マタマタ最高に良い席をとっていただきました! 真面目で面白くて本当に性格がよく誰からも愛されるテノール声楽家で長いお付き合いです。四人のオバちゃん達にありがと、安部ちゃん。
さて、
ウィーン・ミュージカルモーツアルト

物語

●幼少の頃から音楽の才能を発揮し一躍名を知られるようになり、コロレド大司教の意のまま作曲し演奏を楽しんでいたモーツアルト少年期。時には目隠しをした演奏で貴族を喜ばせるなどして貴族界では人気だった。
●真面目で厳格な父は大司教の言うことを息子に押し付けるようになったモーツアルト青年期。
●そして神童アマデウスが青年に成長した時。父親との葛藤、自由への憧れ、自らに備わったあまりにすぐれた才能の呪縛・・・そこから解き放たれない苦悩が彼を苛むように・・・
●35歳で命の火が消える。消した・・・というべきか。

舞台上には常に神童モーツアルト(アマデ)が片時も離れず青年モーツアルトに寄り添いながら羽ペンを忙しく動かし次々と作曲をしていく。アマデは”才能”の擬人化であり、その存在は励ましにもなり悪魔にもなりえた。これは素晴らしい演出だと思いました)
本物の
ウルフガング・アマデウス・モーツアルトさま
お疲れ様です。
大人になったモーツアルト(井上芳雄)だが常に父親の要求する音楽を作らなければならなかった。
神童アマデは常に青年モーツアルトのそばに・・・

コロレド大司教(山口祐一郎)はモーツアルトに新曲を提出させ、その楽譜に目を通しただけで稀代まれなる才能を見抜いていた。
この天才を我が物にし自身の名声を高めようとする
野心満々の男であった。

「自由に音楽を作りたい」
父親の要求ばかりにこたえるのはもうイヤだ。
自由に作曲したい!悩むモーツアルトだった。

しかし父親のレオポルド(市村正親)は大司教の心を摑んでおくために、大司教の好む音楽を作るように息子に命令する。
息子モーツアルトは「もうザルツブルグはいやだ。僕はウィーン行きたい」と訴える。
レオポルドは愛する息子と大司教の間で悩む。
「ならぬ!」と引き止める父。(名役者!)

モーツアルトのパトロン・バルトシュテッテン男爵夫人(春野寿美礼)は
息子を自由にしてあげなさい〜と
父親を諭すように歌う。(泣けた!)

歌詞参照

ウィーンに出たモーツアルトは成功を収め次々と作曲にはげむ。

しかし、彼の自由な魂は人々には理解されないこともあり、妻からも信頼されず
次第に彼の心はさ迷い始める。
インクがなくなると自分の腕に傷をつけその血で楽譜を書き続けた。
ついに彼は彼自身の才能の化身アマデに支配される運命であることに気づいた。
そして彼は常にそばから離れない神童アマデが持つ羽ペンで心臓を刺し死ぬ。
神童アマデがいつも持ち歩いていた小さな箱のふたがぱっと開くと、そこから今まで作曲してきた曲が溢れるように流れてくるのだった。(感動の曲が次々と〜)
(才能があるって辛いものなんですね〜



)
■モーツアルトのパトロン男爵夫人が
父レオポルドを諭す歌
年老いた王様 この世を嘆き
門を閉じ 塀を高く築いた
王子様に言い聞かせたの
「ここより良い国はない」と
夜の森で憧れの精が王子にささやく 「旅立て」と
夜空の星から降る 金を探しに知らない国へ
なりたいものに なるために
星からの金を求め 一人 旅に出るのよ
「道は険しい」と 王様は言った
「この城に留まるのだ」
「お前を守るため 城を閉ざした」
王様は息子を愛した
憧れの精はもう一度王子に告げた 「旅立て」と
愛とは解き放つこと 愛とは離れてあげること
自分の幸せのためではなく 涙をこらえ伝えよう
夜空の星から降る 金を探しに 知らない国へ
なりたいものになる為
星からの金を求め 一人 旅に出るのよ
険しい道を越えて 旅にでる
「モーツアルト」は二年ぶりの観劇。
ミュージカルって本当にいいものですね〜
サヨナラ サヨナラ サヨナラ

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