約半世紀前に高校時代の親友がアメリカに渡りました。
アメリカ人のご主人と結婚したのは東中野の「日本閣」。
御主人は先に帰国し、そのあと彼女とサン・フランシスコ空港で迎える約束で彼女は出発したのです。羽田でお見送りした時、彼女のお母様は涙を流していらっしゃいました。とても心配されていました。
私がサンノゼの彼女のお宅を訪問したのはもう40年前でしょうか。
郊外の一軒家で幸せに暮らしている様子を見て嬉しかったです。
やはり心のどこかで私も心配していたのでしょうね。
一週間ほどサンノゼのお宅で過ごし、その後、御主人は休暇を取ってカリフォルニアからネヴァダ州をドライブ、そして憧れのDisney Landへ!まだ日本には出来ていなかったDisney Landに行けたのは嬉しくて楽しくて興奮しました!
そこからロサンジェルス空港まで送って頂きました。
予約もしてなかったのにチケットが取れて一路ハワイまで。
ハワイで一周間遊び、これまた予約なしでタイ航空便で羽田に戻りました。
このタイ航空はガタガタに壊れた座席やテーブルが可笑しくて可笑しくて(笑)
その後すぐに倒産してしまったという当時は貧しい会社でした。
そんな思い出のある友人から一昨日電話があり、一昨年同様超長電話!
日本からかけるよりアメリカから日本にかけるほうが断然安いので気にしないでと
いうお言葉に甘えお喋りが尽きませんでした。
懐かしい友とのおしゃべりに私は嬉しくて嬉しくて泣きそうなほど。
同級生ですから同い年です。
もうこの先彼女と会えることは無いでしょう。
電話を切った後、しばらく彼女の声の余韻に浸ってました。
アメリカに渡ってから怪我で脳外科手術も経験し、足を悪くして松葉づえとなり
ましたが、御主人が優しくて面白くて落ち込むこともなかったようです。
ホントに良かった〜


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